「風」夏の浜風、冬の乾燥した寒風は天日干しのほしいも作りに最適です。
「土」関東ローム層の『赤土』は、酸化鉄、ミネラルたっぷり。水はけもよい火山灰土壌はサツマイモを甘く育てます。
「光」冬季の長い晴天と、寒暖差が大きい特徴的な気候は、ほしいもの大量生産維持につながっています。
CHARM OF HOSHIIMO
茨城ほしいもの魅力
生産量日本一!
茨城のほしいも。
茨城の風土が作る美味しい”ほしいも”を世界中の人々に届けたい!
自然を大切にする素晴らしい生産者が育てたサツマイモを使い、伝統の製法で作られたほしいもは、日本一の生産量を誇ります。
干すことで栄養素が凝縮する”ほしいも”は、食物繊維のみならず、ビタミンやミネラル、カリウムも豊富で、少量食べるだけで効率的に栄養を補給することができる優れた食材として注目を浴びています。
子供から大人まで安心して食べられるこの”ほしいも”の美味しさを世界中の方々に楽しんで頂けたら幸いです。
茨城中央ほしいも協同組合 理事長 照沼勝浩
なぜこの地域のエリアか
ほしいもの栄養
ほしいもは100%サツマイモを原料とした自然食品です。
サツマイモにはビタミンE・ビタミンB群・カリウム・食物繊維・鉄など体に良いものがたくさん含まれています。中でも食物繊維やカリウムが多く含まれています。
カリウムには体のむくみの解消やナトリウムのとり過ぎによる高血圧を防いでくれる働きがあり、食物繊維には血糖値の急な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑制してくれたり腸内環境を整えてくれる効果があるといわれています。
ほしいもは干すことによって、いも類に多く含まれるビタミンB2が少なくなってしまいますが、成分が凝縮されるので他の調理の仕方より栄養価が高くなります。
栄養素 | さつまいも | ふかしいも | やきいも | ほしいも |
---|---|---|---|---|
カロリー | 132kcal | 131kcal | 163kcal | 303kcal |
たんぱく質 | 1.2g | 1.2g | 1.4g | 3.1g |
食物繊維 | 2.3g | 3.8g | 3.5g | 5.9g |
ビタミンE | 1.6mg | 1.5mg | 1.3mg | 1.3mg |
ビタミンB1 | 0.11mg | 0.1mg | 0.12mg | 0.19mg |
ビタミンC | 0.03mg | 0.03mg | 0.06mg | 0.08mg |
ビタミンB2 | 29mg | 20mg | 23mg | 9mg |
カリウム | 470mg | 490mg | 540mg | 980mg |
カルシウム | 40mg | 47mg | 34mg | 53mg |
リン | 25mg | 19mg | 23mg | 45mg |
マグネシウム | 46mg | 42mg | 33mg | 93mg |
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)より転載
ほしいもの品種
べにはるか
近年人気の品種
黄金色に輝く美しい色合い
甘さが強く、しっとり柔らかく、色が鮮やかな黄金色です。
近年、栽培面積が増えています。焼きいもにしてもおいしいのでお勧めです。
玉豊(たまゆたか)
最もポピュラーな品種
誰からも好かれる昔ながらの味わい
ほしいもの歴史と共に歩んだスタンダードな品種。
昔ながらの定番の味で飽きが来ません。
いずみ
幻の品種
濃厚な甘みと柔らかな食感
育ちにくく、手間がかかる品種。
粘り気が強く、コクのある味なのでファンも多いです。
シルクスイート
色鮮やかな、さっぱりとした味わい
新しい品種ですが、焼き芋等で人気になった品種です。
貯蔵したものをほしいもにするとまた一味違います。
ほしいもいろいろ
丸干し
しっとりして、柔らかさが特徴。
小ぶりのサツマイモを丸ごと干して作ります。
芋をそのまま食べているような感覚が人気です。
平干し
かめばかむほど味が出ます。
サツマイモをスライスしたものを干して作ります。
ちょっとあぶれば柔らかさが増し、風味もたちます。
角切り
食べやすいスティックタイプのほしいもです。
お子様にお勧めです。
ほしいもの保存方法
基本的には商品の賞味期限に従ってください。(開封後はお早めにお召し上がりください)
冷蔵の場合、1か月程度保存可能です。
冷凍ならば、1年をめどにお召し上がりください。(自然解凍)
白い粉が吹く場合がありますが、麦芽糖が凝結したものですので、問題なく召し上がれます。
ほしいもの食べ方
もちろんそのまま食べてもおいしいほしいもですが、一工夫加えると違った味が楽しめます。
あぶって
柔らかさが増し、香ばしい風味が漂います。
揚げて
天ぷらなどにすると、おかずの1品にもなります。
トッピングとして
プリンやアイスに乗せてほしいも風味のお菓子が完成!
固いと感じられる場合は、あぶったり、温めていただければ、より一層おいしくいただけます。